新規事業のプレゼンを成功させるために絶対に必要な6つのポイント

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効果的なプレゼンの難しさ。

効果的なプレゼンとは、誰にでもわかるように企画の趣旨、そして有用性を解説することです。

プレゼンテーションの「要」となる資料作りですが、どちらかというと不得意もしくは不得意と答えた人が66.5%と半数以上が苦手意識を持っているようです。また、プレゼンテーションでの発表となると、さらに苦手意識が高くなり77.7%と大多数の方が不得意と答えています。

引用:株式会社日立ソリューションズ

このアンケート結果からも分かる通り、プレゼンに苦手意識を持っている方は多いです。プレゼンをどうすれば効果的なのか、皆さんに紹介します。

新規事業のプレゼンを成功させるために絶対に必要な6つのポイント

プレゼンを行う上で最大の難所は、最初から反対するつもりである相手を賛成に鞍替えさせられるかどうかです。上記の通り「反対するほうが会社にとって不利益」であると納得させるためには、間違いのない、完封できるだけの根拠と完璧さが求められます。

企画書もそうですが、プレゼン自体もそうです。企画書を出す以上責任は本人にあり、慌てていれば信頼性に欠けますし、信頼性に欠ける相手の企画を通したいとは誰も思いません。

相手の心を動かすのは熱意だけでなく完成度そのものも重要です。そこでプレゼンを成功させるためのポイントを6つ紹介します。

構成を考える

どのように進めるか、どのように紹介するか、どのような資料を提示するか。

これらの構想をしっかりしておくことで、少なくとも自信を持って振る舞うことができます。ちゃんとした段取りを構築することで安心が生まれますし、逆に一切構成の無い行き当たりばったりの無計画さはマイナスの評価になります。まずは今回の企画についてのタイトルから始まり、全体の流れを軽く説明し、次にこの企画が必要である理由付けとなる課題、社内の問題を提示し、そこから解決策として企画の趣旨を解説していく。

企画の内容をどの順番で説明するかは企画書の作り方によって変わりますので割愛します。

必要なのは自信を持つこと。「この構成なら大丈夫だ」と思えるまで磨きましょう。

目的と課題を認識できているか

企画についての目標、並びに向き合うべき課題について理解できているかどうかも大事です。

新規事業を立ち上げるのは、新しい方面で利益を出す事が目的です。

例えば利益の伸び、売上が低迷している、ブランド力が伸び悩む、既存の技術が陳腐化しているなど。こういった問題、課題をしっかりと認識した上で内容を決めていく必要があります。課題は出来る限り数字で表記できる事に越したことはありません。どのくらい問題があるのかが目に見えますから。

そして何よりも全員とその問題を共有するという事が目的です、こうすれば解決する!この企画が成功すれば問題ない!というものより、このような問題を解決するために、こういった企画で改善していくという流れを作るためというのが良いでしょう。

市場にニーズがあるか考えられているか

企画を立ち上げるにあたって顧客や市場が存在していない、ないし需要が無ければ意味がありません。

売上が発生するには様々な要因がありますが、基本的に「顧客が買う」ということで発生します。そもそも買う人間が居るのかどうか、買うとしてもどんなものが欲しいのか、逆にこの商品であればどのニーズに答えられるのか、様々な視点からニーズの有無について考える事が大きなポイントの1つです。

用意された資料は効果的なのか

プレゼンは用意された資料、スライドを観ながら説明、あるいは質問と返答を繰り返し進められていきます。口頭で話す言葉はほぼ全てスライドに書かれています。それ以外は質問の返答や進行に必要な言葉のみ。

効果的なのは見るだけで理解できる、余計な説明を聞く必要の無い資料です。

基本的に説明を受けたい、説明を聞くという行為はわからない事に対して行われます、見ていればわかる、読めばわかるのであれば説明は聞く必要ありませんよね。逆に書類に不備がある、わかりにくいものだと理解できないので質問しなくてはいけませんし、理解できた人にとっては不要な説明を聞く羽目になります。

そして企業の新規事業において、できればデメリットは聞きたくないと皆思っています。「この企画はあなた、あるいは会社にとってこんなメリットがあり、そしてそのメリットはこの根拠、証拠によって裏付けられています」という事を伝える事ができれば良いのです。

書き方もそうですが、見た目も重要です。

人間というのは見た目で物事を判断します。それの良し悪しは別として、「ハロー効果」というものがあります。これは言葉によって印象が引っ張られる、あるいは思い込むという現象で、例として「政治家」という肩書を持つ人が居たとしましょう。

その人の事を知らなくてもその肩書だけで「頭がいい人」あるいは「まじめな人」とういう評価をしたり、「胡散臭い」あるいは「堅苦しい」といった印象を受けたりします。目で見た情報により印象が左右するというのも当たり前に起きます。

目立つようなミスがある、手抜き感がする、ごちゃごちゃしていて見づらいといった見た目であれば、内容も伴ってないんだなという印象を与えてしまいます。人によっては企画書をパワーポイントで時間をかけて作る、良くないことだと言いますが、素早く仕上げられるかどうかなんてその人の慣れと得手不得手によります。

大事なのは「丁寧に仕上げる」ということです。

客観的事実を落とし込めているのか

物を語る時に主観的になってしまう事がよくありますが、主観というのは誰にでも伝わるものではありません。

人を納得させるには、その人が主観で捉えてもそうだとわかるような客観的事実が必要です。プレゼンにおいてはその客観的事実がちゃんと内容に落とし込めているのかが重要です。

この客観的事実は説得力に直結するものです。ではそれを周りに理解してもらうためにはどうすべきか。しっかり根拠を明確にするべきですね。理由を読む事で納得すればそれは事実となります。

プレゼンの構成を整える

ここまでくればほぼ完成です。

残るは出来上がった構成を調整し、確認し、仕上げるだけです。

注意点としては以下の通り。

「タイトル」

一番最初に目に入る部分です、これが適当、あるいは無関係であると真面目でない、あるいはあまり本気では無いと受け取られてしまいます

気取りすぎも流石に問題ですが、しっかり内容が伝わる意味を込めましょう。

「分析」

しっかり根拠として提示できるだけの分析を行いましょう。ちょっと調べたらわかることだけでは、イマイチ信頼性に欠けます。その業界に精通している者が見れば納得できるレベルで分析を行う事で、より根拠として確実な情報を握る事ができるでしょう。

「提示」

課題の提示です、やりたいことだけを伝えるのはよくありません。しっかりと問題を提示し、それに対する解決策として話を進める必要があります。

課題の提示はできるだけ最初の方に持ってきましょう。

「費用・利益・損失」

この3つはそれぞれ別のグラフを用意しても構いませんが、1つの表としてまとめたものを用意しておくと目で見て理解しやすくなるでしょう。

それぞれのグラフで見るよりも、相対的に見る方が印象としては残りやすいです。

パワーポイント以外のプレゼン資料作成方法

最後にパワーポイント以外で資料作成する方法についてご紹介します。

「手書き」

発表するときはちゃんとパワーポイントなどを使用して形にはしますが、実際に手で図を書いたりすることでイメージをまとめることができます。

どういうものを書きたいか、どういうことを伝えたいか、ということを一度形として描くことでよりスムーズにまとめることができます

「Prezi」

これはオンライン上で利用できるプレゼン作成ツールです、プレゼン作成に特化したツールですので、機能的にはとても便利なものが揃っています。

個人版とビジネス版があり、個人版は利用価格がかからない無料のツールですが、複数デバイスで同時編集可能なビジネス版は有料です。

「Keynote」

MacOSのPCを利用している方なら馴染みがあるでしょう、これはMac版のパワーポイントのようなツールですが、WindowsOSのPCでも利用可能です。

iCloudのサイトで利用可能で、Apple IDさえ用意すればWindowsでも利用可能です。

ツールとしてはパワーポイントよりも多機能かつ表現が多彩になりますが、アニメーション特化の仕様のため、印刷して書類として利用する場合思った通りの印刷ができないという欠点があります。

また、デザイン用の素材も自力で集めておく必要があるため、パワーポイントのように予め用意されたクリップボードから使用する、という事ができません。

まとめ

以上でプレゼンに必要な6つのポイントについての解説でした。

日本人はこういった発表が苦手であると良く言われますが、必要な事です。

むしろ苦手だからこそしっかり事前に準備し、対策しておくことで慣れに繋げていくのです。

コツさえ掴めば別のプレゼンにも応用できます

ただ内容ごとに調整すればいいだけであり、やるべきことも注意点も変わりません。

最も大切なポイントは「自信」です。これなら伝わるという確固たる自信が持てるまで何度でも練習しましょう。

 

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