あなたは当てはまる?フランチャイズで失敗する人の原因

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フランチャイズ経営でうまくいかなかった人には、必ずと言って良いほど理由があります。
それぞれ状況や理由は異なりますが、そのうちのどれか一つに当てはまるだけで経営困難に陥り、結局は撤退ということになってしまいがちな厳しい世界です。経営を軌道に乗せるには、知っておくべきことを事前にしっかり把握することが重要です。

あなたは当てはまる?フランチャイズで失敗する人の原因

フランチャイズ契約で経営を考えている人がまず注意すべき点

フランチャイズで事業を行う場合に、もっとも注意すべき一番のポイントは契約です
考えるよりも先に体が動いてしまうという人や、行動力のある人はとにかく新しいことをすぐに始め、問題が起きればその都度修正していけば良いと考えるかもしれません。しかし、フライチャイズ契約については問題が起きてからでは手遅れとなってしまうことがあるため、注意が必要です。フランチャイズ契約の内容についてしっかり確認をしたうえで、すすめましょう。

なぜなら、経営のために設けられた条件が契約書に記載されているため、内容をしっかり把握しないで契約書にサインするのは非常に危険だからです。
それこそすべてのページを、何度も読み直すくらいでちょうど良いのです。
契約書を精査することによって、本部から何を得られるのか、そのために経営者側は何をすべきなのかが分かります。
また、契約書を読み込むことは、フランチャイズ経営の基礎知識を把握することとも言えます。
契約書に記される事項は多岐にわたりますので、この内容をしっかりと理解しておくことが重要であり、事業を経営するに当たっての基礎知識ともなります。

フランチャイズ経営で失敗する人の原因

念願だった自分の店をついに手に入れたとき、喜ぶのは当然ですが、完全に自分の思い通りにできる店ではないとしっかり自覚していないことが、多くの人にとって失敗の原因となります。
自分はこうしたいと思っていても、本部が認めない限り行うことができないことがあります。
一方で、自分はしたくないと思うことでも、本部から指示があればやらなくてはならないこともあります。

本部に期待しすぎてはいけない

本部からはフランチャイザーと呼ばれる経営のアドバイスをしてくれる担当者が来てくれますが、フランチャイザーに頼るばかりで、自分の意見や考えは全く持たずにいると、フランチャイザーがいなくては何もできない状況に陥ってしまいます。
本部が助けてくれると期待しすぎることも、失敗する人に多い原因です。

フランチャイズ経営で失敗するケース

介護業フランチャイズで失敗に至る人のケース

高齢化が進む日本でこれから発展する事業は介護だと、介護分野で契約する人もいます。
クリアすべき様々な要因が定められている介護業界では、本部から指示通りに動くだけでいいことは、むしろ大きなメリットです。しかしながら、一方で介護業でうまくいかない人も多いのが事実です。

従業員に任せることができない

失敗原因の一つは、経営者が現場に出過ぎることです。
介護事業の場合、国家資格を持った介護福祉士やケアマネージャーが事業所を管理しています。管理者がいる現場へ経営者が出てきたものですから、本来なら福祉の知識を持つ責任者が現場をまとめていくところ、それより偉い経営者が出てきたことで現場の人たちが仕事をしづらい環境になってしまったのです。
しかもその経営者は介護の知識ゼロの素人ですから、職場は混乱し、人間関係もくずれていき混乱の極に達してしまいました。
加えて、経営者が現場に出たことで管理者が責任を取らなくなってしまったことも失敗への原因です。
面倒なことや問題が起きると、対応を経営者に任せて逃げるようになりました。
とはいえ、その人に辞められるとその介護施設が運営できなくなるため、経営者はきつく言えなかったため、ますます仕事を放棄するようになったのです。

知識と経験がある人材に現場を任せられなかったことだけでなく、人材を見抜く目がなかったこともうまくいかなかった大きな理由だったと言ます。

コンビニ経営で失敗し、借金・自己破産した人の行く末

脱サラでコンビニ経営を決意し、資金を借りて開業したものの、経営がうまくいかず、最終的に自己破産に至った人の事例をご紹介します。
その人の失敗のその一番の理由は、何といっても資金繰りです。
最初は順調な滑り出しでうまくいっていたのが、あるとき状況が一変します。
100m手前にライバル店が出現したのです。
国道沿いの店であることが強みでしたが、お客は先に見つけたライバル店へ入ってしまうことから、売上が減り、ついには赤字に転落してしまいました。
とはいえ、フランチャイズ契約を解除するには本部によって定められた中途解約金と損害賠償金を支払わなければならず、その額は1000万円という高額です。
辞めるわけにもいかず、何とか追加融資に成功したものの、商品の仕入れや光熱費と出費がかさむ中、売上は回復せず、さらに融資が必要になります。
けれど、これまで二度貸してくれた日本政策金融公庫もさすがにもう貸してくれる見込みがなく、銀行や信用金庫となるとさらに調達が困難です。
最終的に借りられるところは、消費者金融しかありませんでした。
しかしながら、消費者金融で借りた150万円もあっという間に消え、契約の締結から5年たたないうちに契約を解除するには、1000万円のお金が必要と分かっていても、住宅ローンを含めた借金が4,950万円の状況ではもはや限界です。
弁護士に相談したところ、自己破産すれば本部への1000万円は支払わなくていいと聞かされ、最終的には自己破産に至りました。

フランチャイズ経営により、運命が変わる家族

フランチャイズ経営により、資金を調達し経営を始めたものの、経営がうまくいかず家族にまで迷惑をかけることになることはよくあります。
また、資金を用意するため、親族に連帯保証人となってもらったものの、経営は破綻し、借金を背負わせることになってしまうなど、家族の運命を大きく変えることも少なくありません。
フランチャイズ契約においては、保証人が必要なケースが多く、自分の店を持つという夢を実現したのに、結局家族に迷惑をかけてしまう可能性が高いことが、この経営方法の特徴と言えるのです。

フランチャイズ経営の成功するためのポイント

収支管理の徹底

経営に成功するためには、収支管理をしっかり行うことが不可欠です。
年収は総額でどのくらいあり、そこから本部へのロイヤリティの支払いや、仕入れに光熱費、さらに人件費などを差し引いて、いくら儲けが出たら経営を続けらられるのかを明確に数字として把握していないと、どんぶり勘定になってしまいます。
どんぶり勘定がいつかうまくいかなくなるのは明らかですので、細かなところまでお金の管理ができるかどうかが成功の分かれ道と言ます。
資金をどう調達するかはもちろん、絶え間なく情報収集を続け、経営を取り巻く状況を把握し、経営者として誰よりも努力しなければなりません。
これらを続けられるかどうかが、経営を軌道に乗せるためには欠かせないポイントです。

フランチャイズ経営成功は詳しい専門家・専門機関への相談することが重要

本部からの契約書を読み込み、自分なりのプランを考えることができる人でも、うまくいかなくなることがあります。
その理由は自分だけで考えているため、困った状況になったときに替わりの案がないからです。
そのため、経営に詳しい専門家や専門機関へ積極的に相談し、アドバイスを素直に受け入れる姿勢が求められます。
専門家に相談し、専門家の考えを聞くことで、自分だけでは思いもよらなかった成功へのポイントを知ることができます。
まさに目から鱗が落ちる状況になったなら、その通りにやってみることでうまく軌道修正できることもあるでしょう。
自分の考えが正しいと思い込み、他の考えを寄せ付けないことは、悪循環に陥る重大な原因ですので、相談することの重要性を理解することも大事です。

 

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