クリーニングは手堅い?クリーニング業のフランチャイズとは?

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クリーニング業のフランチャイズ全ての工程を自店で賄う、取次だけ行う、店舗を持たずに宅配サービスを行うなどのスタイルがあり、それぞれ良し悪しがあるほか、その方の資金や将来の目標などによっても選ぶスタイルは異なります。
いずれにしても、充実の研修と指導、開店後もきめ細やかなバックアップをしてくれるところを選びましょう。

クリーニング業のフランチャイズの特徴

店舗運営方法は1つではない

店舗運営方法が異なる幾つかのスタイルがあるため、どれを選ぶのかが成功への分かれ目の一つとなります。

お客様と対面でやり取りする方法

1つ目は店舗を持って対面でお客様とやり取りをし、場合によっては衣類の引取りや配達に伺い、自店で仕上げまで行って渡すスタイルです。

取次店を持つ方法

2つ目は取次店を持つことで、店舗ではお客様からの衣類のお預かりと仕上がった衣類の受け渡し、引取りや配達などを行い、洗濯、アイロンといった重要な部分は本部が運営している工場で行うというスタイルです。

宅配サービス

そして3つ目の形態として近年人気を集めているのが宅配サービスタイプです。
宅配サービスについてはさらに2種類に分けられ、店舗を持って上記2つの運営にプラスしたサービスとして提供するケースと店舗は持たずに宅配サービスだけで運用する方法があります。

従来は、取次店や技術を習得させての自店運営スタイルのフランチャイジーが多かったですが、最近は新たなスタイルとして宅配専門サービスを運営する人も増えてきました。

クリーニングでの独立開業のポイント

店舗運営スタイルを選択する

独立するうえでは、どの店舗運営スタイルを選ぶのか、そして、どのチェーンを選ぶのかがポイントになるでしょう。
手に職をつけて将来は職人を目指したいという方なら、全て自分で行うタイプがいいかもしれません。
技術を習得するためには時間や期間がかかり、職人としてのセンスや努力も求められることがデメリットかもしれません。
一方、将来万が一チェーン店契約を切られたり、資金繰りが上手くいかずに閉店に追い込まれることがあっても、取得した技術と経験を生かして別の店舗にスタッフとして雇用されたり、場所などを変えて個人店を開業することにより生活の糧を得られるメリットがあります。
これに対して、取次店を選ぶのにおすすめなのは、既に物件を持っていて有効活用をしたいと考えている方です。

立地のポイント

お洒落着を出すニーズが高い高級住宅街の近くやスーツやワイシャツなどを出す人が多い独身の人や会社員が多く暮らしているエリア、パパのスーツやワイシャツに加え、子供の学生服などのニーズが高いファミリー層が多いエリアなどで、競合店がないような場所に空き家を持っている方は、そこを取次店にして商売をする方法があります。

開業時間のポイント

また、朝晩の通勤時に利用客が見込める駅前や駅から続く商店街の一角などに空きテナントを持ち、自分で営業を始めようという方、商店街で営んでいた家業を代替わりなどで廃業し、別の業態を考えているといった方にもおすすめです。

低コストなら宅配専門を

一方、できる限り低コストで開業したいなら、来店型の店舗を持たず郊外の土地や家賃が安いエリアで宅配オンリーのサービスを展開するのもいいかもしれません。
ライフスタイルが多様化する中でお客様にとっては便利な宅配サービスですが、運営する側にとっては必ずしも楽ではありません。
宅配の方法を自ら引取りや配達に行くスタイルを選ぶのであれば、車でフットワーク軽く走り回り、営業などもしなくてはいけません。
昼間不在がちなお客のために営業時間を夜遅くまで設定し、マンションの宅配ボックスを活用するためにマンション管理組合などに交渉をするなど、事業が軌道に乗るまでは手間がかかるのがデメリットです。
宅配便を活用するためには送られてくる宅配便の管理や、発送料などの宅配業者との交渉、スピード感のある発送、相手の指定に合わせた日時に到着するようスケジュール管理なども求められてきますので、細かいマネジメントが得意な方におすすめです。

開業後に成功するために知っておきたいこと

フランチャイズでクリーニング業を行うと収入はどうか

どのくらいの収入が見込めるかは運営スタイルにもよりますが、取次店の事例をみてみましょう。
仮に1日20人で客単価2,000円が見込め、営業日数を320日とすると年間の売上は1280万円となります。
営業手数料収入を売上の25%とすると320万円で、光熱費や消耗品などの諸経費が年間80万円ほどかかったとすれば、年間営業利益は240万円ほどです。
立地選びや宣伝の工夫、利用した客の顧客満足をアップさせる仕上がりで利用者数と客単価を上げていけば、次年度以降、より高い利益が目指せます。

成功のポイントはどこか

成功に導く一番のポイントは、いかに技術や専門知識を高めるかです。
自分で仕上げまでする方はもちろんですが、取次店の場合でもどのような方法で仕上げるかの提案や、汚れやシミが落ちるかどうか、シワなどにならないかなどの第一次的な判断が求められます。
店頭でできると言ったのに、工場に渡したらできなかった、ということではクレームとなり、顧客の信用を失います。
顧客にいかに信用されるかが成功のカギを握りますので、技術や知識の専門性を高めることはとても重要です。
信用されることで口コミや紹介で広まり、集客や単価アップに繋がることにもなるからです。

2つ目に重要なポイントは立地や客のターゲットを決めることと、効果的に宣伝することです。
店舗型なら集客が望める場所、宅配サービス型ではどの地域に引取りや配達のニーズがあるかを見極め、宅配便を利用する場合には店舗を持たずに利用者に認知してもらうための宣伝法などが重要になってきます。

3つ目としては信用を得て、法人契約を獲得することです。
まずは個人ユーザーから信頼を得て地域で認められ、事業所やオフィス、工場、飲食店などのユニフォームやホテルの寝具類や宿泊客からの衣類などの定期的な受注を得れば、安定的な経営が目指せます。

フランチャイズのクリーニング業における失敗事例

よくある失敗例が誰でもできる、未経験でも技術が身に付くといったフレーズを真に受けてトライし、結局、技術が身に付かない、研修を受けて店舗に出ても実務に通用するような技術を発揮できないというケースです。
出来栄えは顧客が何よりも重視するポイントです。
とれると言った汚れがとれていない、よりシミが酷くなった、レースが破れた、型崩れしたなど、大切な洋服に不具合がでたり、預けるときに言っていたことと違ったりということになればクレームに繋がります。
満足できなければ、二度と利用してくれなくなり、そういう人が増えれば、あっという間に廃業に追い込まれかねません。

クリーニング業をフランチャイズで行う際の対策とは

実際にチェーン店になって運営していくと、思ったより売上からのロイヤリティをとられる、何かと費用を求められる、キャンペーンなどのノルマを課せられて負担に感じ、本部やエリアマネージャーなどと上手くいかなくなるといったケースもあります。
また、思うように集客が伸びないといったときにもっとサポートを受けられると思っていたのに、野放しにされたといったケースも少なくありません。
そのため、ただ最初に研修をして設備を用意してくれて終わりではなく、丁寧なサポートを提供し続けてくれるフランチャイジーを見つけることが対策となります。
契約をする前にメリットだけでなく、デメリットもしっかりと説明してくれ、費用面なども明確にして、収支のシミュレーションを提示し上手くいったときといかないときを説明してくれるところが安心でしょう。

トータルでかかる費用と利益をしっかり予測したうえで、最適なFCを見つけることが大切

集客が見込めるエリアにある自宅の一部を改装して10坪ほどの店舗で始めるとします。
資金はリフォーム費用や設備工事費や什器備品等で200万円、宣伝広告費などが100万円で、合計およそ300万円かかります。
先の例として客単価2,000円で1日20人の利用があり、営業日数を320日なら年間の売上は1280万円、営業手数料収入を売上の25%として320万円です。
さらに光熱費などが年間80万円かかれば、年間営業利益は240万円ほどですが、客数のアップや法人顧客の獲得ができれば、一気に利益も跳ね上がります。
費用は光熱費などのほか、電話やネットなどの通信費、配達などに利用する車両やガソリン代、店舗運営スタッフの雇い入れ費用なども必要になってきます。
フランチャイズ店を選ぶうえでは、本部による売上に大きな影響を与える立地のマーケット調査や充実の研修や指導、開店後の巡回指導、販売支援サービスなどがあると安心です。

満足度の高い状態に仕上げる技術はもちろん、取次店などでも必要な接客技術の向上やクレーム対応のコツの伝授、宣伝広告の支援による売上増大のバックアップ体制が充実しているところを選びましょう。

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