フランチャイズ契約書作成方法と便利なひな形について

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フランチャイジーとして起業を行うのであれば、本部と書面を交わしてさまざまな条件のもとで店の運営をしていくことになります。そのための書面の作成方法や参考資料をお伝えします。

フランチャイズ開業時の契約について

本部からの書類の確認が重要

フランチャイジーと呼ばれる加盟店になって何らかの事業を起こす決心をした場合には、まずはしっかりと本部から渡された書面に記された内容を読み込むことが大事です。
まずは一通り目を通しながら読みつつ、あとでわかりやすいように、わからないところや疑問点に付箋をつけていくと効率よく読み進めていけます。
再度読み返してみると、最初はわからなかったことについて、後ろのページで詳しく記載されている箇所が出てくる場合があるため疑問が解消されることもしばしばです。

契約書上の不明点は本部に確認を

ただ、どうしてもわからないことがある場合にはとことん調べ、さらには知っている人に聞いたり、本部に直接問い合わせたりなどといった行動を起こす必要があります。
記されている項目は多岐にわたることから、膨大な時間と労力を要しますが、途中で嫌になってしまい、もういいやと細部まで読むという行為を投げ出してしまうと、経営はほぼうまくいかないと断言してもいいでしょう。慎重に確認することが重要です。

必要に応じて本部との交渉も

複雑かつ、かなりたくさんの項目が記されていることから、難しい内容になればなるほど投げ出したくなる気持ちはわかりますが、これからの自分の人生がかかっているものですので、内容をとことん読み込み、さらに疑問点を解消してから、本部との交渉に臨むことが何より大事といえます。

契約書のチェックポイント

特に重要なチェックポイント

どこをチェックすべきかというチェックポイントで重要なことはたくさんありますが、やはりロイヤリティに関することが一番です。
例えば利益の何パーセントと書かれていたとしても、その利益は販売価格からなのか、仕入価格を差し引いたものなのか、はたまたどうしても避けられない商品の廃棄ロスといった経費や、運営をするにあたって必要な人件費などを差し引いてからなのかによって、金額は大きく変わります。
そのため、ここは最重要チェックポイントといっていいほどです。

売上補填も確認を

さらに、最低いくらは売上を保証するとして、売上補填を盛り込んでくれているのであれば、その際の条件や保障内容は空でもいえるほど何度も読み返し、記憶しておくくらい理解するべきです。
今や急にライバル店が近くにでき、一気に売上が落ち込む可能性を常に秘めていることから、売上補填は運営を続けるための重要要素です。

フランチャイズ契約書作成方法

作成方法

作成するにあたっては、6つの重要ポイントがあります。
作成にあたっては自分で一から書きあげる方法と、ひな形を使う方法とがあります。
書き方には大まかな定型文があるので自分でも書けますが、より簡単に使えるのはひな形です。
互いに経営していくにあたり、何についてどのように決めたかを明確にするための書類ですので、何を記載するかが非常に重要になってきます。

作成の6つのポイント

そのうちの重要ポイントはおよそ6つに絞り込んでいいでしょう。
6つの重要ポイントを順番に並べていくと、商標の使用許諾について始まり、本部が提供するノウハウの内容とノウハウ提供の方法をどうするか、さらにはテリトリー制を導入するかどうかということもあります。
また、ロイヤリティの計算方法に、加盟店の会計の把握はどのように行うか、最後が商品や備品、店舗内装を本部指定とするかどうかです。
この6つの要素を本部と話し合って決め、その結果をできるだけ有利にまとめた書面を作り、印鑑を押したら作成完了です。

便利な契約書のひな形

昨今、インターネット上にはすでに出来上がったひな形を簡単にダウンロードして手に入れることができます。
業務委託の内容によってひな形は異なりますので、適したものを選んで使用することで、理解が難しくてなかなか自分で作れないという人でも、書類を作り上げることができるのがメリットです。
一人で経営をしていくお店を開業するという場合には、他にやらなければならないことがたくさんあるため、書き方が決まった方法で作ってみることで、開業までにかかる時間が早くできるというメリットもうまれます。

契約でもめないための法律知識

もめることも多いのがこの経営方法の特徴でもあるのですが、何でもめるのかということを知っており、先にもめない方法を知っておけば経営を複雑にするのを防ぐことができます。
そのためには法律知識がどうしても必要です。
加盟店であるフランチャイジー側が受けるトラブルを防ぐために法律知識が必要になる最大の理由は、基本的にはフランチャイジーの自己責任と明確に記されているため、締結の結論を急がせた事実がなかったかなどを証明できるものがあれば、証拠として残しておくことが大事です。
基本的には自己責任ですので、本部によって圧力があるかないかはもめないための法律知識でもあり、もめた時にどうすべきかという法律知識出もあるといえます。

知っておきたい契約書の現状

フランチャイズ契約書の作成を行った事例

実際に書類の作成を行った事例としてもっとも多いのは、書類の作成に取り掛かる前に、必要な情報は自分で実際に集め、要点を踏まえながらこうした内容にまとめようと考えているけれど、果たしてこれで万全かどうか、作成する前に弁護士に目を通してほしいという依頼が多くされています。
フランチャイズを利用するにあたっては、非常に多くの取り決めが必要になりますので、素人が自分一人でやろうとするとどうしても不備が出てきます。
提出先の本部で見直し、訂正してくれればいいですが、本部にとって不利益となる恐れがある場合、わかっていながら見過ごしということもしばしばです。
そこで実際に作成した事例では、まずは弁護士にこういう内容を記そうと思っているが、これでいいかという確認を仰ぎます。
時に、カスタマイズした内容を教えてくれたり、法的に記しておいた方が絶対によかったりと思われる要素を知ることができるからです。
専門家にチェックしてもらうことにより、実際に法的にもまったく隙のない書面が出来上がったという事例は多数存在します。

専門家に相談しながらすすめることが重要

フランチャイズ契約は慎重にすすめることが重要です。専門家に相談しながらすすめるこ方が後悔することなくスムーズにすすめることが出来ます。

どのようなことでも、急かされると人間はどうしても焦ります。
そのため、早く開業するようにと急かすような本部であれば、あえて慎重に進めることが重要といえます。
あるいは、そんなに急かすのはなぜかという理由を聞いてみるのもいいでしょう。
別に急かしていないといった返答が返ってきた時には、いったん落ち着いてこのまま進めていっていいものか、自分だけでなく周りの人にも相談して考え直すくらいの慎重さがあってちょうどいいくらいです。
専門家への相談も不可欠で、もしもトラブルが起こった場合にはどうしても法的な解決策を採ることが多くなります。

そうならないようにするために、事前に内容に法的要素を盛り込んで書面を作成することも一つの方法です。
一番効率的なのは専門家に相談することです。起業にあたってフランチャイジーになる方法を選んだ場合、どのように進めていけばいいのかという問いに、的確なアドバイスを与えてくれる専門家を選べば、未然にトラブルを防げます。
これらをクリアするには、どうしても慎重にならざるを得ず、結果的にはよかったということになるはずです。

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