事業計画は形態、対象年齢、生徒数など具体的に!学習塾開業方法を解説

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学習塾をこれから開業したいと考える人のため、開業前の事業計画や塾開業に必要な資格、手続きなどについて分かりやすく解説いたします。また、開業後の宣伝方法や低リスクの塾開業方法にも言及いたします。少子化で親が子供の教育にお金をかける時代、まだまだ成長が見込める学習塾経営に乗り出してみましょう。

開業前にきちんと知っておきたい事業計画や開業方法について

学習塾開業の前には具体的な事業計画が必要

学習塾を開業する前には、下記のような点に注目しながら、より具体的な事業計画を立てるようにしましょう。

指導しやすい学習塾の形態を選ぶ

学習塾には主に3つの形態があります。ご自身の指導しやすい形態を選んで決定しましょう。

*1. 集団をクラス分けした集団塾
*2. 少人数のグループ指導塾
*3. マンツーマンの個別指導

対象とする子供の年齢層を絞り込む

学習塾を開業するといっても、対象となる子供が未就学児、小学生、中学生とで想定する月謝や指導の内容も異なってきます。地域の様子を考慮してどの年齢層の子供の需要がありそうかを考慮し、対象にする子供を決めましょう。

生徒数や月謝の額に見通しを立てる

生徒数と月謝の額から売上額の想定をしましょう。実際に開業してみなければどのくらいの生徒を集められるかはわからないものですが、教室の規模から何人までなら生徒の席があるか考え、事前に見通しを立てる必要があります。
家賃や設備費、広告費などの必要経費も考えたうえで、どの程度の月謝、生徒数なら利益が出るかを考えましょう。

学習塾の開業に必要な資格はない

塾を開業したいと考えた時に、「何か資格が必要かな?」と気にされる方も多いようです。

実は塾の開業に資格は必要ありません。学習塾は開業前に認可や資格を取得することなく開業が可能なのです。
塾長や塾講師になる場合でも「教員免許」は不要です。無資格であってもやる気と資質さえあれば学習塾は開業できるのです。

ただし、塾を開業して経営していくためには、生徒や保護者のニーズを把握して提供していく能力が必要となってきます。
また、生徒に勉強を教えるのですから、正しい言葉遣いや物事を正確にわかりやすく教えるコミュニケーション能力は重要といえるでしょう。

学習塾経営の助けとなる経歴や資格

特定の資格や認可は必要ありませんが、それでも実際に学習塾を経営していく際に役立つであろう経歴や資格はあります。
以下で4つご紹介しましょう。

学習塾経営の助けとなる経歴や資格

保護者から認められる程度の「学歴」

知識や教える能力があれば学歴は必要ないと思われるかもしれませんが、保護者の立場からするとやはり高い授業料を支払って子供を通わせるのですから、塾長や講師はできるだけ高い学歴であったほうが良いと考えるものです。もしもそういった学歴がない場合には、それでも受験勉強のノウハウを誰よりも知っていることをアピールできると良いでしょう。

経営者として必要最低限のお金の知識「簿記」

経営者として学習塾を運営していくのであれば金銭の流れを把握する知識が必要となります。経理ができる人を雇うとしても自分自身が全くわからない状態ではとても経営することはできません。
簿記の資格取得とまではいかなくても最低限の勉強はしておきましょう。

子供を預かるうえで安全面を高められる「防火・防災管理者」

保護者がお子さんを学習塾に預ける場合には安全面も大変気になるところです。
そのため、学習塾は苦手科目の克服や志望校合格へ導くことだけをサービスの目標とするのではなく、大切なお子さんをお預かりすることの責任を意識しなければなりません。

どんなに学習指導が素晴らしい学習塾でも安全面に心配がある場合には保護者はお子さんを通わせることに二の足を踏むものです。
そこで、学習塾を開業する場合には「防火・防災管理者資格」を取得して安全への知識を持つことが望ましいといえます。

地方や郊外では役立つ「普通自動車運転免許」

絶対に必要、というわけではありませんが地方や郊外で開業する場合にはスムーズな移動のために必要となります。

学習塾の開業に必要な手続きは個人か法人かによって異なる

学習塾を開業するにあたり必要な届け出は、個人事業か法人かによって違います。

個人事業の場合は開業届の提出だけでOK

個人事業であれば税務署への開業届だけで大丈夫です。
その際、屋号を記入しますから学習塾の名前は決定しておきましょう。必要な持ち物は身分証明書とハンコだけです。

なお確定申告では開業にかかった費用や運営費を経費として計上できますから、領収書は保管しておきましょう。

法人として開業する場合は手続きや税金が煩雑になる

株式会社を設立して法人として開業するのであれば、下記の手続きが必要となります。

*類似商号がないか調査してから商号を決める
*会社の実印、会社銀行印、社長の実印を作成する
*定款を作成し認証を受ける
*法務局で「株式会社設立登記申請書」を提出する
*税務署に書類を提出する

手続きがやや煩雑になる上に、設立登記登録免許税や法人税もかかるため、経営に絶対の自信がある場合にだけこの方法を取るのが良いでしょう。
最初は個人事業で始め、軌道に乗ってから法人化するほうが無難といえます。

学習塾開業後に有効な3つの宣伝方法

開業の段取りができたら、次は広告・宣伝を行って生徒の獲得を目指します。下記の3つにすぐに取り掛かりましょう。

塾の特色や料金、場所などを掲載したホームページを開設する

開業した学習塾を知ってもらうため、まずなんといってもホームページの開設は必至です。

塾の名前、教育の趣旨、特色、料金、場所などが記載されており、誰にでもわかりやすいホームページがあると良いでしょう。
教育方法や受験についてのブログ記事も随時発信すれば、検索エンジンから記事を読んだ方が興味を持って下さることもあります。

SNSを発信し、地域のコミュニティグループに登録する

ホームページだけでは宣伝力が不足してしまうため、TwitterやFacebookなどのSNSでも情報を発信しましょう。

その際、もし塾を開講したい地域のコミュティグループなどがあれば、参加申請をしておくとより多くの人の目に留まるようになりますよ。

塾周辺の各家庭にチラシを配布する

アナログな方法ですが、近隣家庭へのチラシのポスティング効果も侮れません。SNS情報を頻繁にチェックしている保護者ばかりではありませんから、必ず一度は目に留まり、気になる場合は紙ベースで保存しておけるチラシも有効な方法です。

塾の場所や科目、特色はもちろん、割引やプレゼントなどの特典や紹介制度がある場合には目立つように掲示しておきましょう。

低リスクの学習塾開業方法として「すらら」もおすすめ

リスクをできるだけ抑えたいという方には、未経験の方の学習塾開業・経営をサポートしてくれる「すらら」を利用した独立開業という方法もあります。[注1]

「すらら」は既存のフランチャイズとは異なり、加盟金0円、ロイヤリティー0円であることから、金銭面で非常に利用しやすいサービスです。教務に関してもeラーニング教材「すらら」の利用ができることから未経験の方でも学習指導の不安が少ないといえます。

「フランチャイズに加盟せず自分で学習塾を経営したいが、できたらプロのサポートを受けてリスクを回避したい」

そんな方は「すらら」のようなサービスを利用して学習塾経営のサポートや学習塾成功のノウハウを得ることもできますから、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

[注1]すらら:開講までの流れ
https://suralajuku.jp/

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