塾経営の悩み3選

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塾経営をはじめてみたけど・・・・・・

在庫を抱える必要のないサービス業であることから、経営初心者の方でも始めやすい学習塾の経営ではありますが、やはり悩みはつきものです。接する相手が子供であり、教育に携わっているという使命感から来る悩みもあるかもしれません。今回の記事では、塾の経営を始めた人が抱えている悩みを3つ紹介して、それぞれの解決方法についてもまとめてみたいと思います。今現在悩みを抱えているという塾経営者の方も、これから塾を開業し、塾経営を始めようと思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

塾経営の悩みその1『集客率』

どんな企業経営であってもつきまとうのが集客率に関する悩みです。学習塾も例外ではありません。塾における集客率とは、つまり生徒をどれだけ獲得できるかということです。現在では学習塾の数も種類も非常に多くなっていますし、重要度の高い教育に関することですから、立地さえよければ選んでもらえるというわけにもいきません。

また塾ならではの悩みとして、一度獲得した生徒も、普通の塾なら長くても数年で辞めていってしまいます。受験直前の1年間だけ通う、という形態もザラにあります。小売りや飲食店のように、固定客をつかんで長期的に安定経営を行うということが難しいのです。

そして少子化により集めるべきお客そのものが減少しているという事実もあります。今までのところでは通塾率の上昇などから市場規模はむしろ拡大気味にありましたが、それにも限界があり、ターゲットである子供の数は確実に減少しています。営業努力をしない塾は、淘汰されていく時代に突入しているのです。

生徒数を伸ばすためには?

宣伝広告をいかに有効に使っていけるかが大切です。先述したように塾では固定客による安定経営をはかることが難しいので、広報活動に関しても不断の努力が必要となります。宣伝は口コミに頼っているというところも多いようですが、自らあらゆる工夫をして宣伝を行うべきです。宣伝広告にかける費用も多めに割けるよう予算を準備しておきましょう。

昔ながらのオフラインの広報活動としては、チラシの配布や看板の設置などがあります。チラシや小冊子など配布物にはあらゆる工夫を凝らし、認知が累積されることを狙って何度も配布を行うべきですが、そもそもチラシに関しては反響率が減少しているという事実があります。

それは塾に通う生徒の親世代による新聞購読率の減少・スマートフォン所持率の上昇に要因があるようです。新聞を読む人が減ったことで折込チラシが読まれなくなり、スマートフォンの利用によって意思決定の場がそちらに移動しつつあるということです。

そこで近年重要になっているのがオンラインでの広報活動です。SNSやネット広告など様々な手段がありますが、信頼感の点でも利用したいのはWEB集客です。そしてWEBサイトに対してSEO対策を行い、「塾 自由が丘」などの「塾+立地」で検索した時に経営する教室のホームページが上位表示されるようにすることがとても大事です。自分でできない場合は業者に頼むなり、ノウハウを伝授してくれるセミナーを受講したり、リソースを注ぐべき箇所だと思うべきです。

また、特に宣伝に力を入れるべき時期というのも存在します。それは学年の変わり目、そして長期休暇の時期です。入塾者が増える時期や、夏期講習・冬期講習の時期に宣伝や広告の費用をかけ、効率良い集客を行うようにしましょう。

個人塾なら広報活動を必死で行うのは当たり前ですが、たとえ大手の看板を掲げたフランチャイズ経営であっても積極的に行うべきであることに代わりはありません。数ある塾の中から選んでもらうために、自分の教室の強みをしっかりアピールできるようにしましょう。

塾経営の悩みその2『生徒の成績が伸びない』

売上の他に、生徒の成績の伸長が経営成果として出てくるのが学習塾経営の醍醐味とも言えます。いくら売上の面で良い結果が出ていたとしても生徒の成績が芳しくなければ経営者としてのやり甲斐にも繋がりませんし、当然信頼も揺らぎ結果として売上の減少にも繋がることになります。

塾に集まってくる子供は元々自主的に勉強する習慣がついていないという子も多いでしょうし、週に数時間しかない授業を通して確実に成績を伸ばしていくのは本当に難しいことだとは思います。しかし塾の経営者となる上では、いわゆる経営のことだけではなく教育の問題に対しても、真摯に向き合っていかなければいけません。

生徒の成績を伸ばすためには

絶対に避けては通れないのが、数多くいるであろう生徒一人ひとりをきちんと見つめることです。例えば学年などで一括りにしても、子供たちそれぞれの成長段階は全く異なりますし、苦手教科や単元が同じだったとしてもそれを苦手としている理由は違うものであったりもするのです。

生徒一人ひとりに合った指導は不可欠です。また、「成績」が伸びないというのがどういうことかを厳密に見極める必要もあります。例えば塾のテストの成果が代わり映えしないのか、塾ではできるのに学校のテストに生かすことができていないのか、はたまた試験結果は伸びているのに成績表の通知が変わらないのか、ということです。

塾で確認できる学習成果と、学校の学業成績の評価制度は違います。特に中学では授業態度やノートの取り方なども成績に反映されるということがありますので、そのあたりに関しては保護者の方も含めて面談などを行い、確認する必要があるでしょう。

塾経営の悩みその3『生徒とうまくいかない』

また塾経営を行う中で、その他の悩みでよく耳にするのは、指導する生徒とうまくいかないといった事です。塾に来ている子供の中には元々勉強が好きだという向上心のあるタイプよりも、苦手教科があったり、学校の成績が思わしくない等の理由から、子供の意思というよりも保護者の判断で塾に通わせているといったケースも現実には多いかと思います。

そういった場合には、嫌々仕方なく通って来ているといった生徒もいる為、教える講師との関係があまりうまくいかないといった事態が起きます。ですがどんな生徒であったとしても、まずは生徒の気持ちを掴んで好かれる事が必要となるでしょう。

その為には、生徒一人ひとりの話に耳をよく傾けたり、共通して話せるような話題を探してみるといいでしょう。話題作りの為に陰で努力する事も必要です。そして生徒のタイプを見極める事です。褒められて伸びるタイプの子供もいれば、叱咤激励にやる気を出せるタイプの子供など様々です。

しかしどういったタイプの子供であっても最初から話を否定せずにとりあえず最後までよく聞いてあげるようにする事だと思います。誰でも自分に関心や興味を向けてくれる人に対しては好感が持てるからです。まずは笑顔でこちらから積極的に挨拶をして声掛けをしてみると良いです。

また少しでもその生徒に学習面や成績、態度などで進歩が見られた時にはしっかりと褒めてあげる事が大切です。またよく様子などを観察して、必要な場面では厳しい態度で接するという覚悟も必要になってきます。また本人は頑張っていても結果がなかなか出ない為に、やる気が起こらなくなったりしてうまくいかないといったようなケースも考えられます。

そういった場合では、諦めず根気よく努力する事を繰り返し伝えていく事が必要だと思います。しかしその際に、プレッシャーをかけるような言葉は避けるようにする事が大切です。単に『やりなさい!』や『頑張りなさい!』等は効果的とは言えません。

その生徒の努力はきちんと把握して認めてあげる事が重要です。そして頑張ってやっていけばすぐには目に見えて成績は上がらないかもしれませんが、やれば出来るんだという感覚や達成感を生徒に身につけさせていくように上手に指導してあげる事だと思います。そしてその生徒の勉強のやり方などで改善ができる事があれば、気が付いた時にその都度伝えるようにして教えていくという事も大切です。

生徒との関係を良好にするには

生徒との関係を良好にするためには、まずはカウンセリングなどで話す機会を設けたりすることが大切です。

個々の生徒に対応しようとすると、つい八方美人になってしまいがちですが、肝心なのは「真剣に向き合う」ということです。それこそが信頼関係を築くための第一歩となります。とりわけ「嫌々通わされている」という生徒との信頼関係を築くのは大変ですが、その場合は自分自身の経験を交えながら話をしてみることをおすすめします。

特に塾に通っている思春期の年代の生徒や受験生にとっては悩みの多い時期でもあります。そんな時こそ、自分が「悩みを共有できる相手」であることを示してあげましょう。生徒の心を開くには、自分から心を開くことが重要です。

生徒との関係は塾の経営に影響することもあり、焦ってしまうかもしれませんが、じっくりと時間をかけて話す機会を設けましょう。また、受験生の生徒の場合は「合格=ゴール」と捉えてしまった結果、入学後燃え尽きてしまうケースも見られます。

あくまで合格はスタートラインで、その先の人生を頑張ることが重要だという点をアドバイスしてあげるのが塾の役目です。なお、カウンセリングにおいては「絶対の正解」というものは存在しません。一方で、生徒に共感してあげることで、より理解を深めることができます。

生徒をありのままに受け入れて理解することこそが必要不可欠で、それは保護者のように考えを押し付けることではありません。生徒の気持ちに共感し受け入れることによって、より効果的なカウンセリングを行うことができます。そして、「生徒と心の壁を感じてしまう」という場合は、まず自分自身から変わらなければなりません。生徒に対する偏見や先入観を取り除き、公平に接することによって安心をもたらすことができます。

ここで注意しておきたいのは、「途中で挫折しない」ということです。頓挫してしまうとかえって逆効果になってしまいます。誰しも人の心を動かすというのは難しいものです。しかし、焦らずにゆっくりと向き合っていくことで、徐々に信頼関係を築いていけるようになるでしょう。

まとめ

今回は、塾経営を行うにあたって直面することの多い悩みを、「集客率」、「生徒の成績」、「生徒との関係」という3つにテーマを絞ってご紹介しました。また、それらの悩みを解決するためのヒントについても解説しました。

塾経営は比較的初心者でも始めやすくハードルが低いのが最大の魅力となっていますが、その一方で人と接する仕事ならではの問題も数多く存在します。さらに、少子化の影響もあり塾同士の競争も日々激しさを増しています。もはや生半可な気持ちでは勝ち残れない業界なのです。

そんな中、特に経営を始めたばかりの方であれば「つい心が折れそうになる」、という場面に遭遇してしまうことも多々あるかもしれません。しかし、それらの個々の問題と真摯に向き合っていくことで、より魅力的な塾経営へと一歩近づくことができるでしょう。

塾の経営に「近道」は存在しません。地道に努力していくしかないのです。そのためにはまず、宣伝活動や生徒へのきめ細やかな対応を心がけるようにしましょう。安定した経営を行っていくためには、ある程度経営に対する知識やノウハウについて学んでおくことも必要です。

フランチャイズに加盟する、セミナーに参加する、DVDマニュアルや実例集の本を参考にして勉強するなど、選択肢には様々な方法があります。それらを色々と比較しながらご自分に向いていると思う方法や自分に合った方法を見つけてみましょう。

塾の専門性を打ち出したり、ほかの塾との差別化を図ることも集客の一助となります。また、生徒の成績を伸ばしたり信頼関係を築いたりしていくためには、個々の生徒に丁寧に向き合うことこそが重要です。特に受験生の生徒の場合は悩みをしっかり聞き本音で対応してあげることで、心を開くきっかけとなるでしょう。

もし一人で解決できない問題であれば、同じように塾を経営している仲間やフランチャイズ本部に相談するというのも一つの手です。生徒の悩みに全力で対応してあげることこそが、信頼関係の構築へとつながります。塾の経営でお悩みの方は、ぜひ今回の記事の内容を参考にして再度自分自身の経営について振り返ってみてください。

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