学習塾で独立するなら、答えられるようにしたい質問集

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学習塾独立を考えている方は、きちんとした軸や目標などを持っていますでしょうか。何となくと漠然とした目標設定では、例え独立が出来たとしてもすぐに経営どころではなくなってしまうでしょう。そこで、学習塾の独立を考えている方のために独立する上で考えておかなければならないことについて紹介します。なぜ独立をするのか、なぜ学習塾なのか、という質問に答えられますか?

塾のターゲットは?

学習塾経営において生徒は必要になりますが、一体どの層をターゲットにしていますか?まさか小学生から高校生まで、とか決めていないなんてことはないですよね?仮に幅広い層をターゲットにする時のことを考えてみましょう。まず小学生から高校生までの勉強を教えられる講師を集めなければなりません。小学生や中学生でしたら教科の兼任も出来るとは思いますが高校生の大学受験向けとなりますと大学独自の対策も必要になってきますので、科目に特化した講師になるでしょう。講師が多ければ多いほど人件費は嵩みます。そしてそれぞれに教材も必要になるのでより費用がかかるでしょう。独立したてで初期費用もかかっていますし、これでは生徒集めも講師の採用にも苦労すると思います。

ターゲットを絞るというのは、集客をより簡単にするためには必要になります。集客自体は容易なことではありませんがターゲットを決めておくとそれに特化して宣伝を行うことが出来ます。1つの層でもいいのでターゲットは決めておきましょう。決まったら、学習塾に入る目的などを考えていきます。まず駅が近い、学校から近い、塾の場所が安全などがあります。入塾希望の生徒や保護者の気持ちになって考えてみるとターゲットや入塾動機について考えられると思います。

どのくらいの学力を持った生徒を相手にしたい?

ターゲット層を決めたら、生徒たちの学力についても考えましょう。指導の方法によっても異なりますが、生徒たちの間で学力に大きなばらつきがありますと授業をする上では困ります。集団授業ですと、学力の低い生徒向けに授業を進めれば学力のある生徒は不満を持ちますし、学力の高い生徒向けであれば学力の低い生徒は授業についていけず、いずれを辞めてしまうかもしれません。せっかく、学校ではわからなかったことを塾で理解しに来ているのにこれでは勿体無いです。

学力の高い生徒だけを集めたいわゆる難関校向けの塾もありますが、反対に基礎をじっくりと学んでいける塾を作ってもいいのではないでしょうか。講師や教材でも生徒の学力に合わせて用意すれば良いのです。塾は、生徒の成績を上げることが目的ですからそれを踏まえてどのくらいの学力を持った生徒を相手にするかを考えていきます。

塾のタイプは?

学習塾を大きく分けると個別指導と集団授業のスタイルがあります。

集団授業では1つの教室に生徒が多く座り、学校と同じように授業を行っていきます。一斉に授業が出来ることもあり効率も良いですし、授業料などを安く済ませることも出来ます。ですが、生徒の学力に差があると問題が発生することがあります。大体、生徒の学力によってクラス分けされていることが多いのですが、授業についていけなくなることで辞めてしまうこともあるのです。生徒が質問をしたくとも講師が忙しそうにしているため質問が出来ず、塾でも理解出来ない部分が出てきてしまうのです。また、授業をする講師としても経験が重要になります。教員免許を持つ者であれば教育実習などで指導に関する知識はありますが教育系学部卒業でない講師ですと、人に教えるノウハウが全くないことも考えられます。そのため経験豊富な講師が必要となります。そして大勢の生徒が十分に入る部屋も必要ですし、クラス分けをするのであれば部屋数も確保しなければなりません。経験豊富な講師の採用となると、人件費もよりかかると思いますし部屋の確保でも費用がかかるでしょう。

個別指導では、1人ないし2人の生徒に対し講師が1人ついて授業を行います。最近では個別できちんと勉強を見てやって欲しいという保護者の要望も多いため、個別指導塾も増加しています。生徒の予定に合わせて通うことも出来、授業のスピードも合わせてくれます。集団授業ほど広い教室も必要ないため、部屋数の確保もそれほど要りません。講師には大学生のアルバイトが多く採用する面では塾経営者は楽をすることが出来ます。保護者の要望について応えることが出来ている分、どうしても授業料が高くなってしまいます。また、講師の大学生アルバイトによっては教え方などにムラが出てきてしまいます。採用時にはテストが行われますが、その後の指導に関しては研修を行っていたとしても内容にばらつきが出るでしょう。部屋数の確保はいりませんが、間仕切りの有るような机が必要になることもあり、余計に費用がかかることも考えられます。

他に、巡回指導やパソコン映像を使った塾もあります。巡回指導では、自習している生徒のところに講師が見回りをして指導をしていく方法です。生徒の学習スピードを大事にしているので進学塾とは違って補助的な役割を果たしています。講師は、1人で多くの生徒を見回りしなければならないので多くの科目を教えられる人でなければなりません。なかなかこのような講師はいないため確保が難しいです。

パソコン映像を使った次塾では、生徒が事前に講師の授業を収録したDVDやストリーミング再生をパソコンで見て学習をします。自習するようなスタイルなため、学力のない生徒ですと集中が出来ず理解も深まらないというデメリットがあります。

指導方法は?

塾の指導方法にもよりますが、開校する塾をどの位置づけにしたいかも決めなければなりません。学習塾と一口に言っても、学校の授業の補助をする塾と受験向けの塾があります。学校の授業を補助する塾では、生徒が学校では理解出来なかった部分について再度教えます。個別指導塾であれば質問をすることも簡単ですし、定期テスト前には対策もしてくれますので学校の成績を上げるには良いと思います。ですが、受験対策は行われないため私立や難関校を受験する時には不十分かもしれません。一方、受験向けの塾では特に難関校向けの授業が行われます。独自の試験問題を出す学校もあるためその対策を行うのですが、多くは難しい問題です。ですから、基礎的な学力がなければ難しい問題を解くことも出来ません。よって学校の補助をするわけではないので学校の授業を理解していることを前提としています。

指導方法にもよりますが、単に成績を上げるのか受験対策で通うのかで指導方法や内容も変化します。それに合わせて講師や教材も用意する必要があるでしょう。

塾のコンセプトは?

ターゲット層や塾のタイプについて考えてきましたが、コンセプトは決めていますか?基本的なことを決めていないと経営している途中で迷ってしまい考えこむこともあります。コンセプトがあれば、失敗しそう困った時があってもコンセプトについてもう一度考え直すと問題が解決することもあります。

コンセプトといってもどう決めたらいいのかわからないと思いますが、次の8つの点で考えていくとコンセプトが固まります。「1誰が、2誰に、3どこで、4何を、5なぜ、6いつ、7どのように、8いくらで」です。6W2Hで覚えておくと良いでしょう。これに当てはめて一例を作るとするならば「1講師経験のある私が、2小中学生向けに、3駅前で、4学習塾の経営を、5生徒の成績を上げたいので、6平日の夕方のみ授業を行い、7ホームページなどで宣伝をして、8毎月○○円で塾を開校する」という感じでしょうか。

まとめ

独立する上で、答えられるようにしたい質問について紹介しました。独立を考える前に、塾の方向性などを作っていきましょう。以上であげたコンセプトは、独立前やその後でもとても役に立ちます。これらが固まったらいよいよ独立の準備です。

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