自宅で塾を開業するために知っておくべき事

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自宅でってできるの?

自宅で経営することは、可能です。可能ではありますが、向いているか向いていないかと問われると、向いていないと答えざるを得ません。自宅でを開く場合、多くの生徒を教室に入れて教えることができません。そのため、生徒数の確保が難しく、思うように売り上げを伸ばすことが出来ないのです。フランチャイズ企業の一部が、自宅でを開くことを禁じているのもこれが原因となっています。自宅でを開きたいのであれば、あくまで目安として最低10人以上が座れるスペースを確保できなければ、開業しても儲けが良いものにはならないでしょう。自宅でを開きたい場合は、広めの空き部屋、スペースなどがある状態が必須になります。これらの条件以外にも自宅で塾を開業する場合は、様々な手順、またの種類決めなど、超えなければいけない壁が幾つかあります。今回は、経営する際に必要な手続きの種類、そのほかフランチャイズメリットデメリットなど、自宅開業するのであれば、必ず知っておくべき点紹介し、解説していきます。

開業する方法、申請の仕方

それ相応の資金がある状態で塾開業の手続きを済ませれば、自宅でを開くことは比較的簡単にできるようになっています。開業する方法として、まず税務署に「個人事業の開業・廃業届出書」を提出することが必要となってきます。個人事業の開業・廃業届出書は、一般的に開業届と呼ばれる書類です。開業届は、税務署、または国税庁のHPから入手することができます。これを個人の状況に合わせて作成し、提出することで開業することができます。ただし、所得が290万円を超えていた場合、これとは別に「個人事業開始申告書」を都道府県税務事務所に提出しなければいけません。書類の入手も同じく税務事務所、または税務事務所のHPから入手することができます。

の種類は、主に6つ!自宅で開業するなら個別指導がおすすめ

の種類には、主に6つの形態が存在しています。この形態によって、授業の進め方、集まる生徒などに違いが出てきます。

数十人を同時に教える集団指導は、進学型補習型に分かれています。進学型は、成績上位者を対象とした授業を行っており、上位校の合格を目指した計画を作り、指導しています。高い経験と指導力、また実績などで評価されるとなっているので、塾経営の初心者が手を出せる形態ではありません。

補習型は、生徒の実力、成績を問わないとなっています。学校の授業内容や基礎を補習する授業、また受験勉強を視野においた授業など、オールマイティな指導を行う必要があります。授業形態としては、学校の授業に近い指導方法となっています。一方的な指導となるため、保護者からあまり信頼されない形態かもしれません。こちらも進学型と同様、初心者には経営しづらいとなっています。

グループ指導は、少人数で行う授業形態となっています。学年や成績の上下関係なく一つの教室で5人程度が勉強しているもありますが、逆に成績、学年を揃えたも存在しています。集団指導と個別指導の中間にあり、素人であっても経営可能な形態です。

個別指導は、指導者一人が、三人ほどの生徒を教える形態です。家庭教師のように密着した指導が可能となっているため、ひとり一人の実力や成績の伸び具合などをしっかりと確認できるようになっています。狭い教室であっても、指導することができるので自宅で開業する場合、最も適した種類の形態となっています。

また、この個別指導を対象としたフランチャイズは非常に数が多いため初心者でも取り組みやすいとなっています。ただし、近年フランチャイズの増加と共に個別自体が増加の一途を辿っています。開業する地域によっては、飽和気味になっていることもあるので、周辺にある学習の状況や形態をリサーチしておくことが重要となります。

巡回指導は、自習をしている生徒の元に先生が巡回し個別指導を行います。一人の先生が多くの生徒を見ることになる形態です。生徒のレベルや成績関係なく、本人のやりたいことができるようになっています。一方的な集団指導のような授業ではありませんので、ひとり一人の状態を見ることができます。しかし、補習型に近い指導に加え、自分で生徒が教科などを選び授業するため、戦績の伸びが悪いなどのクレームが入る場合もあります。

パソコン映像は、その名の通りパソコンを通じた指導を行う形態です。設備を揃えきると経費と手間がかからなくなります。人件費も抑えられるため、自宅でも開業することが可能です。指導はパソコンが行うので、オーナーだけでも経営することができます。フランチャイズも個別指導ほどではありませんが、比較的多いので初心者でも始めやすいとなっています。

運営するにあたって必要な備品類

いざを開校するにあたって必要な備品類ですが、教材(本に限りません)といったものは当然必要です。対象とする学年の対応する教科の教材を用意しましょう。次に勉強を教える部屋ですが、専用の部屋が好ましく、なおかつ親御さんが安心できるような清潔感を保った部屋。そして机、椅子といった必需品から、基本的に側で万が一のために鉛筆やシャープペンシル、ノートなどの予備。更にはプリント類などを用意するためのプリンターあるいはFAXです。

ホワイトボード関連の備品も必要です。ただしちゃんと室内に置けるサイズであるかどうかを確認しましょう。そして資料や記録を書類として保存しておくためのファイル、保存場所をしっかりと決めておきたい方は、個別でケースあるいはファイルラックを用意しましょう。また、窓がある場合は日の光を遮るためのカーテンなども必要です。

宣伝用ののぼりなども備品の1つですので、広告費も事実上備品に含まれます。

元々しっかりした設備があるなら不要ですが、冷暖房といったものも用意しておく必要があります。万が一で生徒が体調不良ともなれば評判はガクッと落ちてしまいますので、生徒の体調に関わることは最優先、かつ慎重に考えましょう。

 

一人でも塾経営を比較的簡単に始められるフランチャイズとは?

フランチャイズとは、企業と契約をすることでノウハウや教材、看板などをレンタルすることができるビジネスのシステムです。この形態で経営しているは非常に多く、ブランドも強いためよく目立ちます。しかし、フランチャイズ経営開業することにデメリットがないというわけではありません。次項からは、フランチャイズ経営開業した際のメリット、そしてデメリットを紹介していきます。

フランチャイズで開業する メリット

フランチャイズで開業するメリットは、基本的に3つ挙げられます。

一つ目のメリットは、加盟した企業のサポートを得ることができるということです。初心者であったとしても、研修などの補助を受けることが可能なので、一からでも始めやすくなっています。教員資格や経験が無い人でも、様々な塾経営、指導の知識を身につけることができます。

二つ目のメリットは、加盟したのブランド力を借りることができるということです。全く無名のより、テレビCMやそのほか宣伝に力を入れているのフランチャイズであれば、比較的集客率を高めることができます。

三つ目のメリットは、開業がとにかく楽に済むところです。自宅で開業する場合は、物件等で困ることはありませんが、フランチャイズに加盟すると物件探し、看板の設置、教室の物品配置など、何から何までやってもらうことができます。自宅で開業するとしても、広告作り、HP作成、教材集めなどの時間がかかる作業をする必要が出てきます。そういった開業の面倒な手間を大元のが引き受けてくれるようになっています。

デメリット

上記でメリットと3つ挙げましたが、この項目ではフランチャイズで開業した場合のデメリットを紹介していきます。

フランチャイズで開業する一つ目のデメリットは、自分の考えをに反映させることが難しいということです。加盟しているから経営方針や指導の方向性などを決められてしまう場合があります。理念や理想を持って塾経営をしたいと考えていても、フランチャイズに加盟したことでこれができなくなってしまう場合もあります。

フランチャイズで開業する二つ目のデメリットは、資金が個人のみで開業した時よりも多く必要となるところです。フランチャイズの企業によっては、加盟金、ロイヤリティーなど、開業したその月から支払わなければならないこともあります。初期の加盟金、ロイヤリティーを0円に設定している企業もありますが、売り上げが伸び始めると当然、これらが発生するようになります。また、フランチャイズに加盟していると売り上げの一部を大元のに納めなければいけません。売り上げが上がったとしても、手元にそれが全て残るわけではないのです。

そして三つ目のデメリットとしては、サポート、ブランド力などを得たとしても、失敗することもあるということです。成功事例も多くありますが、失敗事例も多いのがフランチャイズ経営です。

学習塾経営者の収入の相場

学習経営者の、平均的な収入というのは年収500万円程とされています。

これは一般的なサラリーマンの年収を上回るものですが、経営者であるため上は千万単位、もちろん下回ることもあります。ピンキリであるというのが実際のところです。なお、あくまでこの相場は開校から軌道に乗り、収入が安定してきた頃の数字を元にしています。つまり平均して数年経過してからのものなので、開校から1,2年の方々は年収が低いのは仕方ありません

また「規模」「内容」「コスト」といった要因でも変動します。50人規模で高水準な内容かつ、コストな施設で運営している場合の500万と、20から30人規模で平均的な内容とコストの場合での500万では、実益に大きな差が生まれます

更に会社として運営するのであれば人件費などでより実益が減りますし、個人での運営なら逆にその殆どが実益となります。やり方次第では個人運営学習が、会社運営学習よりも儲けを出す、ということも可能です

ですから相場というのは自身の目指す学習に近しい学習のものを選び出し、そこから導くというのが正しい求め方です。実際の数値は開校してみないことにはわかりません。評判、質、結果。そのどれもが高水準あるいは高評価であれば、個人経営の学習700万の収入が得られるのは珍しくありません

自宅で開業するときにかかる費用やメリットデメリットとは?

自宅で開業する際にかかる費用、メリットデメリットは、どのような物なのでしょうか。次項目からは、それらについて紹介していきます。

自宅での塾開業の費用

自宅で塾開業する際にかかる費用は、備品などをリサイクルショップ等で揃えれば、100万円程度に抑えることもできます。冷暖房や、機材は元から家にある物を使用できるのであれば、もっと安いコストでも開業することは可能でしょう。宣伝の広告、ホームページを自力で、または知り合いに作ってもらうことができればさらにコストダウンが望めます。塾開業をするにあたって、開業だけを目標とした資金であればそこまで多くのお金はかかりません。

自宅での塾開業のメリット

自宅で開業する一つ目のメリットは、前項目にも書いた塾開業の費用の安く済むことです。備品や土地などの資金がほとんど必要ないので、初期資金が少なくても問題ありません。フランチャイズに加盟すると、開業費用は多少高くなりますが、それでも土地、教室などをレンタルして開業する時よりもずっと費用は安く済みます。

自宅で開業する二つ目のメリットは、自宅での開業となるので移動する必要がないことです。出勤にかかる時間を短縮することができるので、時間を効率よく使うことができます。家からなかなか離れられない主婦などの仕事を兼業している場合、このメリットは大きな魅力となります。

三つ目のメリットは、自宅で開業するにあたって人を雇う必要がないというところです。自宅程度の小さいスペースで開業するのに対し、先生をたくさん雇ったところでそれは無駄になります。そのため、自宅で開業する場合、特殊なケースを除いてほとんど開業者自身が指導するとなります。自分自身の目で生徒の様子を知ることができ、人件費等も削ることができます。

自宅での塾開業のデメリット

自宅で開業する1つ目のデメリットは、生徒数を集めるために行う宣伝で個人情報をある程度晒す必要性があるということです。広告やHPで地図を添付したりすると、誰でも自宅に訪れることができるようになります。そのため、自宅で開業したいのであればセキュリティ面を強化した方が良いでしょう。

自宅で開業する2つ目のデメリットは、メンテナンスなどの費用を全てオーナーが負担しなければいけないようになります。初期費用は安くついても、物品が壊れたりするとそれがもろに全て自身に降りかかってくるようになります。また普通の民家は、人が多く出入りする構造になっていないので、床、廊下などが痛みやすくなります。

そして最後に自宅で開業するのであれば、ご近所の理解も必須となってきます。開業前に開業する旨を伝えておくようにしなければなりません。に通う生徒層によっては、子供の声がうるさいと苦情がくることもあります。また駐車場スペースが小さいと、道を塞いだり、通行の邪魔になる可能性も出てきます。ご近所からの反応が芳しくない、または反対された場合は、テナントを借りることも検討した方が良いかもしれません。

自宅で開業するにあたって、知っておくべき点を紹介させていただきました。自宅で開業する際には、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

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