フランチャイズは今後どうなる?現状と今後について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

近年、さまざまな分野の職種でフランチャイズによる企業の展開が活発におこなわれています。いまやビジネス拡大には欠かせないフランチャイズ。これを活用して加盟者となり、起業しようとお考えの方も多いのではないでしょうか。

フランチャイズで起業すれば、そのオーナーは長い目で経営をしていく必要があります。今は人気のフランチャイズですが、これから数年、数十年先のことを考えた時、未来にフランチャイズビジネスの姿はあるのか疑問に思いますよね。

そこで、今回はフランチャイズの歴史と現状を考察することで、これから起業予定のある方が注目しておきたいポイントや、予想される今後の展望について説明していきます。

フランチャイズの歴史

フランチャイズシステムの起源はアメリカだというイメージですが、その雛型となるきっかけはドイツ人たちの作ったビールだと言われます。

1850 年代にアメリカへ移住したアイルランドやドイツの酒造家達は、当時の愛好者に対し販売権を与えることで販売網を広げていきました。やがてその販売権をアメリカの企業が取得したことから、権利販売型のビジネス自体も浸透していったのです。

そもそもヨーロッパでは古くから協同組合(ギルド)が存在してましたし、教会は最古のフランチャイズ・システムですから、拡大するための基盤はかなり前から確立していたのでしょう。

ちなみにフランチャイズという言葉も、語源はフランス語の『francher(制約や隷属から自由になる)』からきています。

当時、国王が都市等に自由権を与える際「charte de franchise」と書面に記していたことが始まりだったのですが、やがて「特権」という意味としてもこの言葉が使われるようになったんですね。

例えば、国が鉄道を始めとした公共事業の認可を企業に任せる際も、「フランチャイズを付与する」と言っていたようです。

引用:フランチャイズWEBリポート

ここでは日本におけるフランチャイズの歴史についてお話していきます。

フランチャイズはもともとアメリカのビジネス戦略として取り入れられていました。そのシステムをそのまま採用し1956年、日本コカコーラボトリングが設立し、日本初のフランチャイズビジネスが誕生します。

1963年になるとダスキン、不二家が先駆け、いまの大手企業がフランチャイザーとして姿をあらわし、現在と同様に独自のノウハウやブランドを提供する経営方式提供型フランチャイジングをスタート。今日の日本フランチャイズの土台を作り上げました。

1971年〜78年は日本のフランチャイズ業界の成長期だといわれており、当時飲食店を中心に店舗拡大が進み、コンビニエンスストアも次々と展開され始めたのです。

歴史を追っていくとフランチャイズ業界自体は概ね右肩上がりの成長を見せていることがわかります。比較的低コストでフランチャイズ起業できるということもあり人気の高い学習塾は、需要・供給もともに高く、業界の中でも特に大きな成長を見せています。

フランチャイズの現状

フランチャイズの現状についても、みていきましょう。前項で述べたような歴史を経てフランチャイズはパッケージとしてノウハウや経験を提供するビジネスフォーマット型システムとして浸透してきました。

現在流通しているフランチャイズは「事業者が他の事業者と契約を結び、加盟者に本部の商標・サービスマーク・トレードネームや経営のノウハウを用いて同一のイメージをもとに事業を行う権利を与える」「加盟者であるフランチャイジーは対価として本部に一定のロイヤリティを支払わなければならない」といった内容事項を定めており、加盟者が事業に必要な資金を投下することで本部から指導や援助を受け事業を展開していくことを定義付けています。

2012年に日本フランチャイズチェーン協会が行った調査によると、以上の条件を満たす日本のフランチャイズは、チェーン数1286件、店舗数約24万5000店、売上規模で約22兆円だという結果が公表されました。

また、多くの企業がさまざまな分野でフランチャイズによるビジネスプランを推進しており、契約者の募集に力をいれる様子からもわかるように今後も引き続きフランチャイズ市場が伸びていくことが期待されます。

景気が良くないと言われ続ける日本経済は、右肩上がりの成長を続けるフランチャイズ業界の影響を大きく受ける可能性が大いにあるという現状がみえてきましたね。

国も力を入れている?

国も国策としてフランチャイズビジネスを支援しています。

2004年経済産業省は政策として、フランチャイズビジネスの支援を本格的に行っていくことを発表しました。その後、研究機関や大学と連携して、体系的にフランチャイズビジネスを学ぶことができる教育プログラムを作ったり、フランチャイズを行っている企業をランキングで格付けし、互いに競い合う仕組みを提供することでビジネスを発展させるなどのバックアップが行われています。

国の政策としてフランチャイズビジネスをこれから伸ばしていこうとする流れがある点は、今後のフランチャイズビジネスを検討するにあたって大きなポイントであるといえるでしょう。

どんな分野があるのか?

フランチャイズの可能性を感じると興味も湧いてきますが、そもそもフランチャイズにはどんな種類のものがあるのでしょうか。

もしフランチャイズによる開業を考えている方なら、どの業種を選ぶかが非常に重要な決断となりますので、選択肢を広げるためにも分野ごとの業種・業態をよく調べて知識を身につけておかなければなりません。

ご存知の通り、フランチャイズにはとてもたくさんの業種がありますが、大まかに分けると食べ物を提供する「飲食業」、仕入れた商品を販売する「小売業」、お客様が求める無形価値を提供する「サービス業」に区分することができます。

飲食業を具体的には喫茶店、レストラン、居酒屋ラーメン店などが挙げられ、これらの業種はフランチャイズにとても多い業種です。

有名チェーン店のフランチャイズに加盟すれば顧客獲得がスムーズ、安価な大量仕入れが可能なので人気やニーズに答えられる料理やサービスを提供できるといったメリットがありますが、一方で、飲食店は競争率が高く入れ替わりが速いという苦労もありますので注意しておかなければなりません。

小売業は生産者や卸売業者から仕入れた商品を販売する仕事で、スーパーなどがそれに該当します。決め手の商品の仕入れに関しては、フランチャイズ本部が過去の売上データをもとに売れる商品、そうでない商品を知っているため、効率よい仕入れをすることができるというメリットがあります。

また、小売業にはハンコや靴など1種類の商品を取り扱う専門店もあります。小売業にもいろいろな種類のものがあるので、店舗を持つ地域の特色やニーズに合わせて何を売るかを選ぶ必要があります。

コンビニエンスストアの小売業は人気が高くパッケージの完成度、知名度も高いため、安定した経営が期待できる点が魅力的ですね。

そして、サービス業は美容・マッサージ・クリーニング・各種レンタルなどの形のないサービスを顧客に提供します。人と直接関わる業種なので、接客が好きな方や、仕事にやりがいを感じたいという方にはおすすめです。仕入れをする機会がほとんどないので在庫やロスのリスクが低く負債が少ないことがメリットです。

低資金での開業も可能なので希望が該当する方は検討してみてもいいかもしれませんね。

全体を通してまとめてみると、フランチャイズはほぼすべての分野にわたって展開していることがわかりました。選択肢は非常に多いので、自分にあった業種選びをしていきましょう。

フランチャイズビジネスの今後

1963年ごろ、ダスキンをはじめとし、日本においてもあちらこちらでフランチャイズ方式がみられるようになりました。

つまり国内でのフランチャイズの歴史は約50年。現在に至るまで概ね右肩あがりの結果を出していますが、今後の動向はどう予想されるのでしょうか。これまでご紹介したフランチャイズの歴史・現状を踏まえて日本フランチャイズビジネスの今後の展望について述べていきます。

低リスク・低投資がキーワード!

小売業やサービス業、飲食業の3つの業種の近年みられる動向を見てみると、成長が一番高かったのは、学習塾関連のフランチャイズでした。

店舗数・売上がともに高く、設備投資と初期費用を抑えたことが、参入者、及び売上と店舗数の増加に貢献していると分析されています。比較的安い費用と必要最低限の準備でスタートできるフランチャイズは、誰でも参入しやすいという理由から人気が高く、塾経営や軽食ワゴンなどの飲食業が人気です。

今後成長する分野は?

今後成長を期待されているものには、「子育て」「福祉」「介護」「健康」「レジャー」といった、少子高齢社会で必然的と需要が高まる分野があげられます。

具体的には、ハウスクリーニング、買い物代行、子供園などの代行業種があります。また、前項でも述べたようにフランチャイズの塾開業は、比較的安価な値段で誰でも始めやすいという理由から、開業するオーナーの需要が高いと考えられる塾分野の成長も見逃せません。

まとめ

今回はフランチャイズのこれまでの歴史と現状から考えられる今後のフランチャイズビジネスの可能性について述べました。

これからも需要が高まるであろう学習塾は、低投資、低リスクであるので初めての方も始めやすいフランチャイズだといえます。

ビジネスをするにあたって、もっとも大事なのは、いかに自分に合った職種を選択するかということ。たくさんの業種がありますのでよく調べてみることが大切です。

フランチャイズでの開業を考えられている方は、今回おすすめさせていただいた非フランチャイズでの塾開校事例について詳しく記載している、ホワイトペーパーをダウンロードして参考に役立ててくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

塾開業・経営に成功した塾の事例集






事例一覧・独立開業事例

  • Uターンして塾を開業

  • 元学校教師が独立開業

  • 未経験からの独立開業

  • 保険代理店からの塾開校

  • 営業職からの独立開業

  • 一般企業人事部からの独立開業

  • 様々なFCを検討した結果『すらら』で開業


・既存塾事例

  • FCを脱退して開校

  • 既存塾がICTへの切り替えに成功

  • 老舗塾が新業態開校

  • Skype英会話を活用

  • 英会話教室が塾を併設

  • 予習型×家庭学習

  • 幼児教育教室が塾を併設

  • 反転授業を実現

  • 集合塾がICT導入に成功

  • 国語に強い塾

  • 超先取り学習で学力の高い生徒を指導




無料でダウンロード

SNSでもご購読できます。