塾業界への転職・就職なら独立開業がおすすめ?

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子供の数が減っていく少子高齢化時代でも1人に掛ける教育費は増加し、通塾率は増加の傾向にあります。そして学生塾業界は緩やかに成長しており、全体の約7割が個人事業主というデータもあります。未経験でも塾を開業することができるのか、開業するにはどんな方法があるのか、必要なスキルや開業に必要な資金といった基本的な疑問についてまとめました。

未経験からでも独立開業なんてできるの?

学習塾を開業しようと思った時、その方法は大きく分けて2つあります。自力で開業する個人独立フランチャイズ(以降FC)に加盟するFC開業という方法です。

多くの人はFCに加盟して開業していますが、未経験者も少なくありません。新規参入が多いのがFCの特徴です。個人独立の場合でも、例えば元塾経営者のような経験者からノウハウを学べれば未経験であっても独立開業が可能です。では個人独立とFC開業では具体的にどう違うのか、それぞれのメリットデメリットをご紹介しましょう。

個人独立

まず個人独立のメリットは手数料が掛からず、利益がそのまま自分の手元に入ることです。開業に掛かる資金も200万円(工夫によってはもっと低い金額)から開業が可能です。初期費用を抑えた分を設備や教材に回すこともできます。

また、経営方針や指導内容に創意工夫をこらしやすく経営者の意思がダイレクトに反映されやすいのもメリットです。優れた経営者であればFCよりも多くの利益を得られるでしょう。

デメリットは知名度0からのスタートなので特に開業直後の集客が難しいこと完全な未経験では経営が難しいことが挙げられます。業界内での情報を共有も容易ではないため、経営者の情報収集能力も問われます。

塾経営のノウハウを学べる環境にあるか経営ノウハウを持っていて自信があるのなら、個人独立がおすすめです。

FC開業

FC開業の場合のメリットはノウハウを持つ経験者からの指導を受けられること広告を出して貰える業務関連のサポートが充実しているサポートが充実しているから未経験でも開業しやすいことが主に挙げられます。

塾本部によって未経験者へのサポートの手厚さやカリキュラム内容の豊富さや自由度など、力を入れている部分や内容が異なるので学習塾選びに悩む方も多いでしょう。未経験者であれば一定の期間或いは一定の生徒数を超えるまでロイヤリティの支払いが発生しない塾を選択すると安心です。

ただ雑務を引き受けてくれたりサポートが手厚い反面、FCは個人独立に比べるとコストが高いというデメリットもあります。ロイヤリティの支払い、教材の購入費、宣伝・広告費など個人的に手配するより安くはなりますが、相応の対価を求められます。早期に損益分岐点を超えられるように初期費用の確認を十分に行い、具体的な見通しを立てられる塾選びが重要です。自分の意思を反映させることが難しいのもデメリットと言えるので自分が納得できる経営が行えるかどうかの確認もしましょう。

FC開業できるだけの資金があり未経験で経営に不安がある場合はFC開業という選択肢を考えてみるのも良いでしょう。

塾開業で必要なスキル

学習塾の開業に必要なスキルは指導力(講師)だけではありません。オーナーとして塾を経営するのですから、当然経営者としてのノウハウとスキルが必要です。また、生徒が増えなければ利益も増えないので集客のことも考えなければなりません。未経験者は特にノウハウを学ぶ必要があります。

それから経営のノウハウと同時に必要なのが、塾経営における教育理念と将来像をしっかりと描けているのかどうかです。小規模な塾にするのかそれとも店舗数を拡大して大規模な塾にするのか、少人数に教えるのか大人数に教えるのか、どのような方針で教育というサービスを提供するのか。地域密着型の塾の場合は子供のしつけに関してどこまで関与し指導するのか。教育理念が無ければ何となく経営しているだけの状況になりかねず、熱意の喪失は生徒や保護者にも伝わってしまいます。今は塾業界もサービスの多様化で客がどれが最適なのか選びやすい時代です。ビジネスの講習会に通ったり本を読んで経営を熱心に学ぶのも大事なことですが、地域に受け入れられるような熱の入った塾経営を目指すことも大事です。

FC開業なら

FCの大きなメリットは何と言っても学習塾が持っているノウハウを学べることでしょう。短期間で塾経営に必要なスキルを身に付けることができます。また何かと時間を取られてしまう雑務を引き受けてくれたりサポートが充実していることも未経験者にとっては大きなメリットです。

こうした塾経営に必要なスキルもFC開業なら塾本部から借りることができます。企業方針や経営方針が自分が思い描く形に近ければ、より理想的な塾経営が行えるようになるでしょう。

塾の開業資金

学習塾の開業にあたって頭を悩ませるのが開業資金です。実際にどれくらい掛かるのか計算してみましょう。

生徒の人数にもよりますが教室の広さは最低で12坪程度は必要です。スタッフルーム、面談室のようなスペースも必要です。ただ、これらの部屋を作る必要は必ずしもありません。パーティションを置いて空間を区切ってしまえばコスト削減に繋がります。

最低限必要な物は机や椅子、黒板(や電子黒板) などの備品、これから必須になるICT機器(数台のPC)とプリンター、教材、文房具、インクや紙などの消耗品。もしも講師や事務スタッフを雇うならその分の人件費も掛かります。そして開校時の広告・宣伝費が加わってきます。これは個人独立かFC開業かでも金額が変わってくるでしょう。家賃や光熱費、3ヶ月以上のランニングコストを加えると小規模な塾でもだいたい200万円程度は必要になってくるでしょう。個人独立だと工夫によって開業資金を圧縮することが可能ですが、未経験者の場合はそこそこ高いコストが掛かると思った方が良いでしょう。家賃の高い場所で経営する場合はその分コストが上がります。

更にFCの場合は加盟金が200万〜800万円ほど必要になります。ロイヤリティは多くの場合は利益から何%か(だいたい利益の10〜20%が目安)を毎月支払うことになります。加盟金の金額もロイヤリティの支払い方も加入する塾によって異なってきます。もしFC開業を検討するなら複数の資料を取り寄せて比較、検討しましょう。

フランチャイズ開業なら開業資金も抑えられる?

先に挙げた項目を見ると特にFC開業だと加盟金やロイヤリティが加わる分高く感じるかもしれません。しかし他の業界と比較した場合はどうでしょうか。開業資金の目安はコンビニエンスストアで3000万円以上ハンバーガーショップに至っては5000万円を超えてきます。学習塾ならFCでも開業資金が1000万円以下で済むので他業界に比べると低コストでの開業が可能なのです。

そしてFCでも開業資金は200万〜1000万円とかなり大きな幅があります。どうしてこんなに幅があるのか、ご説明しましょう。個別指導塾には3つのタイプがあります。少人数で利益の少ない少人数制(+地域密着型)のローリスク・ローリターン、生徒数が一定していて変動の少ない地域密着型の塾に多いローリスク・ミドルリターン、生徒数が変動しやすい大規模型のハイリスク・ハイリターンのタイプです。開発資金がかさむほどハイリスク・ハイリターンの傾向が強まり、多くの生徒を確保するために宣伝費用が掛かる分、ロイヤリティも高くなりがちです。

ローリスク・ミドルターンタイプの塾経営だと開業資金は500万円前後。生徒数が一定数のまま安定すれば収入も安定するので未経験者におすすめしたい経営モデルです。FCならブランド力や知名度の高さという未経験者にとって頼もしい強みを持っているので集客が比較的やりやすく、同規模の塾で個人独立するよりも宣伝広告費が相対的に抑えられます。損益分岐点を早期の内に超えられて、かつサポートが充実した塾を選びましょう。

塾経営に慣れていれば個人独立での開業の方が開業資金を抑えられますが、未経験で経営ノウハウに不安があるならローリスク・ミドルターンタイプの収益を目指した塾への加盟がおすすめです。

結局儲かるの?

https://twitter.com/2038sayu0617/status/828097514603573248

学習塾の経営で儲かるかどうかは順調に成長できるかどうかにかかっています。生徒の数が一定数に達しその状態が長く安定するほど利益が得やすいからです。

分かりやすいように開校から1年目、3年目、5年目に注目した年収の推移を説明しましょう。

開校1年目は塾経営に慣れてきてようやく安定し始める時期です。20〜30人規模の塾(教室1つ)の場合の年収は200〜500万円くらいになります。まだ利益は殆ど出ません。この点を踏まえるとFC開業の場合は初年度からロイヤリティの高い塾を選ぶと生徒数が伸び悩んだ時にかなり苦しくなります。生徒数が特定の数値に達するまではロイヤリティを取らないという塾もあるので最初の塾選びが重要です。個人独立の場合もFCに比べて集客が難しい傾向があるため、生徒数が集まらないと利益があまり出ません。

重要になるのが開校3年目です。経営に慣れて利益も安定してくると店舗を増やしたり生徒数の上限を引き上げるなど事業を拡大する経営者も出てくるでしょう。開校3年目の年収はおおよそ500万円前後。順調であれば店舗増やして年収1000万円に達する塾も出てきます。しかしこの時期が塾の方向性を決める大事な時期でもあるため、どこまで事業を拡大するのかしっかりとした経営プランを立てなければなりません。

開校5年目以降になると年収は400万〜1000万円とかなり差が開いてきますが、塾独自のカラーが地域に定着している時期なので経営は安定しやすいでしょう。開校5年目以降を見れば差がかなり開いているのが分かりますが、塾経営でどこまで儲かるのかは成長度と経営方針次第です。

転職するなら開業という選択肢も検討してみよう!

もし今の職に物足りなさを感じて「転職したい」と思っていたら、塾開業という選択肢も加えてみてはいかがでしょうか。コストが高いと言われているFC開業でも他の業界に比べて低コストで開業できることはもちろん、開業するのに特別な資格や国の許可が要らないのも学習塾経営の魅力です。実は塾業界は未経験者による開業が少なくありません。全体で見た場合の個人事業主の割合は約7割。特にFCは塾経営初心者向けのサポートに力を入れている塾も多いので未経験者による新規加入の割合が高めです。

それでもFCは加盟金やロイヤリティの支払いがあるから敷居が高く感じる、未経験だけど個人独立して自分の意思を反映した経営を行っていきたい、人件費をできるだけカットして事業を拡大したいという方には、独立開業支援を受けた上でロイヤリティが発生しない方法をオススメします。

すららという企業が提供している個人独立とFCのメリットを併せ持つ事業形態は、特におすすめできる内容となっています。すららは数百万も掛かる加盟金、利益の10〜20%を徴収するロイヤリティを取りません。開校時のサポートに掛かる費用はありますが、開校後は対話型のeラーニング教材の使用費を毎月払うだけです。

未経験でも開業できるように元塾経営者から必要なノウハウを学び、開校までサポートを受けられるというシステムになっています。「eラーニング?インターネットの教材なんて大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、そこはご安心を。

すららは2012年に日本eラーニング大賞・文部科学大臣賞』を受賞して以降、数々の受賞経験があり教材の品質の高さや実績が評価されています。学習の状況をリアルタイムで把握できるので管理もしやすく、必要があれば人間の講師による指導と組み合わせて教育の質をより高めることも可能になります。

2020年の教育改革を境に、教育業界ではPCやタブレット端末(ICT機器)を活用した学びが必須となります。高校生向けのテストでも動画を使った設問が出るようになり、eラーニングと組み合わせた学習も盛んになるでしょう。最先端の教育を低価格で提供できるメリットもあります。

もしすららに興味があったらホワイトペーパーダウンロードしましょう。すららが公開している具体的な事業例を纏めてあります。

塾開業の方法、必要なスキルと開業資金、年収モデルについて説明してきました。

特別な資格や必要ではなく、他業界と比べて低コストで自分の資金に合わせた開業が可能なのが塾業界です。低コストでリスクが少ないと言える業界ですが経営者であり教育者でもあるという自覚をきちんと持ち、教育への理念を持った人の方が結果的に成功しやすい分野です。どんな塾を作るのか、どんな経営スタイルを選ぶのか。まずは情報と資料を集めて自分に合った経営方法を探ってみましょう。

塾開業・経営に成功した塾の事例集






事例一覧・独立開業事例

  • Uターンして塾を開業

  • 元学校教師が独立開業

  • 未経験からの独立開業

  • 保険代理店からの塾開校

  • 営業職からの独立開業

  • 一般企業人事部からの独立開業

  • 様々なFCを検討した結果『すらら』で開業


・既存塾事例

  • FCを脱退して開校

  • 既存塾がICTへの切り替えに成功

  • 老舗塾が新業態開校

  • Skype英会話を活用

  • 英会話教室が塾を併設

  • 予習型×家庭学習

  • 幼児教育教室が塾を併設

  • 反転授業を実現

  • 集合塾がICT導入に成功

  • 国語に強い塾

  • 超先取り学習で学力の高い生徒を指導




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